わからなくて当たり前 いろんなはてな・・?

お葬式という人生の中でそれほど多く体験するものではありません。
従って、知識やマナーなどといった事にも無縁の方が多いと思われます。
また、他の方に聞くにしてもなかなか聞けないのも現状です。そして、さらには
その知識が必要となるときはあまりにも突然に訪れます。
事前の準備というよりも、事前に知っておくと助かる予備知識としてご参考ください。

Q5. 死亡の連絡は、いつ誰に?

A. 家族や身内には直ちに、その他の関係は葬儀日程が決定次第、死亡したことと日時をまとめて連絡するとスムーズです。

大切な方が亡くなることで、ただでさえ混乱するところを、様々な関係への連絡をする事でさらに混乱することが多々あります。場合によっては、早く連絡しすぎることで二度手間になり、迷惑を掛けてしまうこともあります。よって連絡は、お身内と一般のかたに分けるとスムーズです。危篤の知らせは限られた家族や親戚ですが、死亡の知らせはそれより広がります。親戚なら三親等くらいまで、友人知人をはじめ学校や職場、近所にも知らせます。それから、故人の付き合いの範囲は案外分からないものです。主な友人知人、職場の上司などに知らせれば、さらに関係のあるところに伝達されるでしょう。

Q4. 夜中であっても連絡はすべき?

A. 家族や近い親戚、葬儀社にはすぐに連絡をしましょう。

故人の兄弟や子供には夜中であってもすぐに連絡すべきです。その他の親戚には朝6時くらいから連絡しても失礼にはなりません。あまり遅いと仕事に出掛けてしまい、連絡がつきにくくなるので注意しましょう。朝方になってからでも結構ですが、お寺の信徒の方は、お寺さまにも連絡をしましょう。葬儀の日程を決める上でお寺さまの都合はかなり重要です。死亡の連絡をし、お寺さまの予定も確認いたしましょう。

Q3. 病院で亡くなったら、どうしたらいいの?

A. まずは、すがはら葬祭にご連絡を。24時間いつでも大丈夫です。

病院には、常に葬儀社が待機しているものです。病室から霊安室に移動する時には、すでに病院の葬儀社が動いている事がほとんどです。そして、気が付くと様々な段取りが進められ、料金が発生し、頼むつもりのなかった葬儀社にいつの間にか頼むハメとなることも‥。途中でキャンセルもできますが、無用なトラブルを招く場合があります。そういったトラブルを避けるためにも、亡くなられたらすぐに事前に決めた葬儀社に連絡を入れましょう。その後は、連絡をした葬儀社の指示を待ちましょう。

Q2. 葬儀ってどこで行うの?

A. 基本的にはどこでも行うことが出来ます。

可能であれば、ご自宅でも大丈夫です。ただ、最近の傾向として葬儀社の専用式場や火葬場の中にある葬儀式場(有料)をご利用になる方が多いようです。

Q1. 事前に葬儀について考えるのは不謹慎?

A. 決して不謹慎ではありません。むしろ、事前に考えることは大切なことです。

葬儀のことを考える時間のある方には、是非ともじっくり考えて、そしてどこの葬儀社にお願いするか慎重に決めていただきたいものです。そして、事前に相談・見積りをしましょう。葬儀のトラブルの中で最も多い料金トラブルは、きちんと打合せしなかった結果によるケースが非常に多いのです。そういったトラブルは事前に打合せをし、見積りをとることによって回避できるのです。