〈事後〉葬儀が終わった後は何をする?



  葬儀が終わったら‥まず何をする?

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ご葬儀の翌日からお世話になった方々へお礼のご挨拶に伺います。

〈葬儀後の挨拶まわり〉

喪主もしくはその家族は、お世話になった方や近所の方へお礼の挨拶まわりをします。葬儀の翌日か翌々日に、遅くても初七日までには済ませておきましょう。喪主が直接出向き、葬儀が無事に終わったことへの感謝の気持ちを述べ、お礼の品を持参します。服装は地味なものであれば平服でも構いませんが、男性は必ずネクタイは着用しましょう。

〈挨拶まわりはどこから?〉

まず最初に寺院など葬儀の司式を務めていただいた宗教者へ、それから故人が生前お世話になった勤務先など故人と関係の深い順にまわるのが良いでしょう。もちろん隣近所への挨拶も忘れずにしておきたいものです。

〈供花・弔電に対するお礼は?〉

ご葬儀の際、ご供花や供物、弔電などのご配慮をいただいた方々には、挨拶まわりも大変ですので、お礼のお手紙やお電話にてお礼を申し上げるのも丁寧で良いことでしょう。

〈「事後報告はがき」「年賀欠礼喪中はがき」について〉

「事後報告はがき」とは家族葬や密葬を行った方が訃報を通知しなかった方へ、葬儀が終わったことを報告する手紙です。それとは別に、不幸があったその年は喪に服す意味を込めて年始の挨拶を辞退するお手紙が「年賀欠礼喪中はがき」と呼ばれています。年末近くにご葬儀を終えられた方は、年賀欠礼喪中はがきと事後はがきを兼ねる場合もあります。

寺院など宗教者へのお礼がお済でない方は、葬儀後に出来るだけ早くお支払いしましょう。

〈宗教者へ御礼(支払い)〉

葬儀での司式を務めた宗教者に対し、ご挨拶まわりをされる場合には、その時には必ず御礼(お支払い)をいたしましょう。金額については明確な基準はなく、各寺・教会などでも異なりますので、詳しいことはお世話になった場所へ直接ご相談ください。宗教者への御礼は葬儀後でなくとも、葬儀当日などにお支払いいただくことも可能です。

〈謝礼金を包む際の表書き〉 

お布施などの宗教者への御礼を包む際の表書きは、先方からのご指定がない限りは「御礼」と書き、すべての費用をまとめてお支払いいただいても特に問題はないと思われます。お寺などでは、戒名料として○○万円、お布施として○○万円といった感じの指定があることもあります。

葬儀、お料理関係、返礼品などの支払いを行います。

〈現金でのお支払い〉

お葬式を終えた後、1週間~10日以内程を目安に葬儀担当者がお客様のご自宅などへ伺い、ご集金いたします。また、弊社までお持ちいただいてのお支払いも可能です。

〈口座振込みでのお支払い〉 

お葬式を終えた後、1週間~10日以内程を目安に当社指定の金融機関口座へとお振込みをお願いいたします。入金確認が取れ次第、必要があれば領収証を郵送または葬儀担当者がお届けに伺います。

〈クレジットカードでのお支払い〉

クレジットカードをご利用いただくことで預金の引き出しや現金の持ち歩き、葬儀後の送金手続きなどの手間が不要となります。

〈生命保険など適用後の支払い 最長4ヶ月〉

生命保険などから支払いを希望される方は、支払いを翌月~最長4ヶ月後まで延長できます。

〈葬儀料の領収証は大切に保管ください。〉

葬儀料の領収証は、後の健康保険や国民健康保険の葬祭費(埋葬料)の申請手続きの際に必要となることがあります。また、葬儀に要した費用(葬儀料・料理などの接待費など)は、相続税から控除される対象となるので、大切に保管ください。

生前に愛用していたものを必要な物とそうでない物に整理し、家族や親しい人で分け合います。 

〈故人様の形見として〉 

故人様の遺された物を遺品と呼びますが、当然価値があり必要な物から不要になる物とがあります。価値ある遺品や思い出のお品は、末永く大切に使用・管理していただける方へと形見分けとしてお渡しするのが最も良いと思われます。また、目上の方に対し形見分けをすることは、先方から特に希望がない限り、失礼にあたることもあるので注意しましょう。

〈大事な形見分けが終わった後は、便利な遺品整理代行サービスもございます。〉  

遺品整理代行代行サービスとは、お忙しいご家族に代わり遺品を整理するサービスです。遺品の中には処分に困る大きなものや、どこから手を付けて良いか分からない状態の時があります。お見積りを取ってから作業にかかりますので、お気軽にご相談ください。

  • こんな方はどうぞ遺品整理代行サービスをご利用ください。
    • 遠方で遺品の整理に行くことができない。
    • 部屋の悪臭や異臭の除去、消毒
    • 大切な遺品の供養、散乱した部屋の片づけ
    • 忙しくて遺品の整理に手が回らない
    • 女性世帯や高齢世帯での荷物の片付けや搬出
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- 孤独死などによりひどく汚れたお部屋など -
遺品整理の中には、ご家庭ではとても手に負える状態ではないこともあり得ます。一人住まいの老人の孤独死などでお部屋がひどく汚れている場合でもご連絡ください。畳やカーペットなどの処分や張替など、お部屋のクリーニングも承ります。

大きな節目となる納骨 準備として、日程や法要の時間、会食の手配を行います。 

〈納骨の時期〉

納骨の時期というのは、お墓のある方とない方で大きく異なります。まず、お墓のある方は各宗派によって、一般的に納骨が行われる時期がありますのでそちらを参考にしてください。お墓のない方は、基本的に墓地の場所を決めて購入し、墓石を建ててからとなる訳ですが、だいたいは1年後に行われる一周忌などに合わせる方が多いようです。

  • 各宗教(宗派)別の納骨を行う時期
    • 仏教式 ‥ お墓のある方は主に四十九日。一周忌や三回忌の場合もあります。
    • 神道式 ‥ 五十日祭までの十日ごとの霊祭の日から選びます。
    • キリスト教式 カトリック ‥ 一般的にひと月後の追悼ミサの日に行います。
    • キリスト教式 プロテスタント ‥ 一般的にひと月後の昇天記念日に行います。
    • 無宗教式 ‥ 他の宗教もひと月~50日が多いのでそれに合わせることが多く見られます。

※ どの宗派もご家族の都合などにより上記時期よりも早く納骨をすることも可能です。詳しくは宗教者へお問い合わせください。
 

〈納骨の際はお墓の納骨室(屍櫃:かろうと)を開けていただきます〉

納骨の際は、ご遺骨をお墓の中へと入れるため、普段は締まっているお墓を開けていただく必要があります。そのお墓の中の遺骨を納めるスペースを『かろうと(屍櫃)』と呼びます。かろうとを開けるのは通常石材屋さんが行います。墓地管理をしている霊園やお寺に納骨日時を申し込むと石材屋さんへ連絡をしてくれることが多いようです。そうでない場合は、事前に石材屋さんに連絡をしましょう。

〈お墓をまだ用意していない方でも法要などは行います〉 

お墓が未完成の場合や、探している途中の場合であっても、四十九日法要など各宗派で行われる儀式(供養)は行います。納骨をするための儀式なのではなく、その儀式に合わせて納骨を行っているのです。また、無宗教の方でも故人を偲ぶという意味でも、お亡くなりになった日から一年後の命日などは、親戚の方などを集めて会食などを行っていただくことが大切です。

  葬儀後の諸手続きについて

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ご加入の健康保険より葬祭費として3万~7万円ほど受け取ることができます。

〈健康保険にご加入の方〉

健康保険の被保険者が死亡した場合、埋葬を行う人に対して埋葬料が支給されます。被保険者本人の死亡の場合は『埋葬料』が、被扶養者が死亡の場合は『家族埋葬料』が支払われます。請求手続きの窓口は、故人の勤務先が多いようです。遺族の方が、社会保険事務所にて手続きを行う場合もあります。詳しくは、会社の窓口へご相談ください。

〈国民健康保険にご加入の方〉

国民健康保険では『葬祭費』の申請が必要です。請求手続きの窓口は、市などの国民健康保険課となります。市などによって名称・支給額に違いがあります。※ 3万~7万円位

申請に必要なもの
・喪主の方の認め印(スタンプ印不可)
・亡くなった方の国民健康保険証
・会葬礼状または葬儀費用に関する領収証(喪主氏名の記載のあるもの)
・喪主名義の口座番号

 

ワンポイントアドバイス
手続きのため市役所へ行く前に、電話にて問い合わせをし手続きが行えるか確認しましょう。

<注意>
請求手続きを取らない場合、『埋葬料(または埋葬費)・家族埋葬料』、『葬祭費』のいずれも故人が亡くなられた日から二年後に受給権利が失効します。詳しくは各窓口にご確認ください。

亡くなられた方の名義の契約や申込みの変更、解約手続きを行います。

※ 下記のご案内は一例でございます。この他に名義変更手続きがないかご確認ください。
〈銀行口座名義変更 : 銀行〉

相続人全員の印鑑証明、遺産分割協議書、除籍謄本、印鑑、戸籍謄本、預金通帳

〈郵便貯金名義変更 : 郵便局〉 

戸籍謄本または相続を証明する書類、印鑑、貯金通帳

〈不動産登記名義変更 : 地方法務局〉

遺産分割協議書、印鑑、住民票、戸籍謄本 手続きの期限はないがなるべく早めに

〈借地借家契約書書換 : 家主・地主〉

 

〈電話加入権の継承 : 電話局〉

住民票、死亡診断書、電話加入継承届、印鑑証明、除籍謄本 領収証を確認の上担当営業所に問い合わせ

〈電気の名義変更 : 電力会社〉 

領収証を確認の上担当営業所に問い合わせ

〈ガスの名義変更 : ガス会社〉 

領収証を確認の上担当営業所に問い合わせ 

〈水道の名義変更 : 水道局〉 

領収証を確認の上担当営業所に問い合わせ 

〈電気‣ガス‣水道等引落し口座の変更 : 銀行・郵便局〉

引落し口座を変更した場合、口座の変更手続き

〈株券の名義変更 : 証券会社・信託銀行〉

証券会社に預けている場合は証券会社に、個人で保有の場合は指定の信託銀行

〈世帯主変更届 : 役所〉

夫婦だけの世帯は必要ない

〈自動車の移転登録 : 陸運局〉

除籍謄本、住民票、印鑑、印鑑証明、自動車損害賠償責任保険証明書、遺産分割協議書、自動車検査証

〈ゴルフ会員権の名義変更 : ゴルフ場〉

名義書換料のいる場合ある。会員条件のある場合もあるので注意

〈住宅ローン : 金融機関〉

生命保険付きの住宅ローンが一般的です。住宅ローンに生命保険がついている場合、その生命保険金をローン返済にあてます。

〈運転免許証の返却 : 陸運局〉

更新手続きをしなければ自然消滅となる

〈印鑑登録カードの返却 : 役所〉

その他、重要な書類等も返却

〈クレジットカード脱会届 : クレジット会社〉

未払い金の清算など

〈加入団体への脱会届 : 該当団体〉

会員証などを参照の上、団体へ連絡

〈身分証明書の返却 : 該当窓口〉

証明書などを参照の上、窓口へ連絡

※ 金融機関が死亡事実を知った時は、相続手続き完了まで支払いは停止されます。但し、葬祭費用として短期貸付制度が利用できる金融機関もあるようです。

ワンポイントアドバイス
どの手続きをされるにしても先ずは、行く前に電話にて問い合わせをしましょう。手続き内容を確認しないで窓口をたずねると、出直す必要がある場合があります。様々なお手続きがたくさんあります。一件ずつ的確に終えることがスムーズなやり方と言えるでしょう。

年金を受け取られていた方は停止、受け取らずして亡くなられた方は受給の手続きを行います。

〈年金停止の手続き〉

厚生年金や国民年金の支給を故人が受けていた場合には、死亡した日から14日以内に年金停止の手続きをします。この際、国民年金は役所、厚生年金は社会保険事務所で手続きをします。それぞれ速やかに届けを出さないと死亡後にも年金が振込まれ、後日、過払いとして返納することになるので注意を。

〈遺族が受給できる年金の種類〉 

年金を受け取らずして亡くなられた方や、一定条件の遺族に対し年金が支払われます。必ず申請手続きを行いましょう。

国民年金(故人が国民年金に加入していた場合)
〈遺族基礎年金〉

故人の妻(18歳未満の子供がいる)と18歳未満の結婚していない子供に支給

〈寡婦年金〉

故人が25年以上保険料を納めていて、老齢基礎年金などの受給を受けずに亡くなった場合、結婚して10年以上経った妻に60歳~65歳までの5年間支給

〈死亡一時金〉

遺族基礎年金や寡婦年金の受給資格のない遺族で、故人が国民年金の保険料を3年以上納めていた場合に支給

 

※ 遺族基礎年金・寡婦年金は故人の死亡後5年、死亡一時金は2年で受給権利を失います。
※ 国民年金では、上記の他に遺族の条件に対応し、様々なタイプの年金があります。請求窓口となる役所の国民年金課でご確認ください。

 

厚生年金(故人が厚生年金に加入していた場合)
〈遺族基礎年金及び遺族厚生年金〉

故人の妻(18歳未満の子供がいる)と18歳未満の結婚していない子供に支給

〈中高齢寡婦加算及び遺族厚生年金〉

18歳未満の子供がいない故人の妻で、故人の死亡時に35歳以上65歳未満であるか、子供が18歳に達した時にその年齢あると、故人の妻に中高齢寡婦年金が支給されます。

 

※ 遺族厚生年金は故人の死亡後5年で受給権利を失います。
※ 一般的には、死亡時に在職中だった場合は勤務先、すでに退職していた場合には勤務先を管轄する社会保険事務所が窓口です。

ワンポイントアドバイス
受給権利のある方は、手続きが複雑で受取りまでに困難を要することがあると思いますが、とても大切なお手続きです。途中で投げ出さずに受け取れるまで頑張りましょう。

ご加入の生命保険より保険金を受け取るには、自ら申請の手続きを行う必要があります。

生命保険には、民間の生命保険会社の「生命保険」や、郵便局の「簡易保険」、勤務先で入る「団体保険」、経営者の「経営者保険」等の他に、「生命共済(生協など)」、経営者の「国民共済(全労済)」などがあります。「保険証書」をご覧になり、故人と契約している保険とその契約内容などをご確認ください。
故人の死亡連絡と必要書類を提出する窓口は、保険契約している各機関・会社です。保険金の受取りの請求は申告制です。早めに連絡を取り、故人の死亡後 2か月以内に手続きを進めておくことが多いようです。

 
保険会社への連絡事項
・被保険者の氏名  ・死亡日時  ・死因  ・保険証券番号

 

◇保険金請求に必要な書類
・保険証券  ・死亡診断書(死体検案書)  ・故人の戸籍謄本  ・受取人の印鑑証明  ・受取人の戸籍謄本  ・契約印など
 

※ 保険会社によって連絡事項・必要書類が違います。ご参考までにご覧くださいませ。詳しくは、各窓口にてご確認ください。

 

<注意>
申請期間は、故人の死亡日後 3年以内(生命保険)、5年以内(簡易保険)です。保険金は財産相続に係わりますので、その点に関しても対応する必要があります。「生命保険付き住宅ローン」にもご注意ください。「保険金」の請求手続きが必要です。

専門家に相談してきちんとした手続きをとりましょう。 

〈税務手続き〉

故人の所得税の確定申告や相続税など税金に関する手続きも期限の決まっているものがあります。先延ばしにしがちですが、無申告加算税や延滞税がかかってしまうこともあります。また故人様が入院されていた場合は、医療費控除などもありますので、忘れないようにしましょう。 

・死亡した方の所得税の確定申告 : 税務署(4か月以内に行う)
・医療控除による税金の還付手続き : 税務署(医療費が10万円以上の場合、確定申告により控除対象となる)
・相続税の申告 : 税務署(10か月以内に行う。記入方法等については所轄税務署に確認)
 

〈相続手続き〉

故人からの相続財産がどのような内容か確認します。現金、預貯金、有価証券、土地、家屋、貴金属類、特許権、意匠権などの他、生命保険などからの死亡保険料などが含まれます。マイナス財産の有無も確認しましょう。全体として、マイナスの相続となる場合、相続を棄権する事ができます。
相続税の申告は、故人の死亡日から10か月以内に行います。

※ すでに購入済みの仏壇・仏具や墓地・墓石は相続財産に入りません。

法的に有効な遺言がある場合、遺言に従い遺産の相続を行います。有効な遺言の形式には「公正証書遺言」「自筆証書遺言」「秘密証書遺言」と「危急時遺言」「隔絶地遺言」があります。遺言を作る段階、並びにそれを有効な遺言として扱う手続きには、細かな法的規定があります。弁護士や家庭裁判所に相談されるのがよいでしょう。
遺言がない場合、民法で定める「法定相続人」配偶者・子・故人の親・故人の兄弟などにより、「法定相続」が行われます。

 

法律の知識が必要な時には、弁護士や法律相談機関などに相談しましょう。

  四十九日(納骨)までに準備する物

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葬儀の時に用意される仮位牌(白木位牌)をお仏壇用の本位牌へと作り替えます。

〈四十九日法要までに本位牌を準備します〉

仏教式にてご葬儀を行った方は、たいてい戒名(法名)の書かれた白木位牌をご遺骨と一緒にご自宅にお飾り致します。その白木位牌はあくまで葬儀までに用意された仮位牌であり、四十九日法要に向けて新しく本位牌として作り替える必要があります。本位牌には、漆塗りのものや、黒檀・紫檀製のものなどがあり、サイズやデザインも実に様々な種類があります。本位牌には、戒名・俗名・没年月日・年齢を書き入れます。お寺によってはお寺の位牌堂へとお納めするものと合わせて2本の位牌を作ることもあります。

〈位牌をつくる際の確認事項〉

本位牌には実に様々なデザインがあります。お仏壇がある方は、ご先祖様の位牌のデザインとサイズになるべく合わせ用意する方が多く見られます。基本的には、ご先祖様より大きいサイズにならないように同等のサイズ、もしくはそれ以下にて用意します。また戒名などを書き入れたり彫刻したりしますので、白木位牌からの写し間違いには十分気を付けましょう。位牌を依頼し完成するまでに1週間~10日ほど時間がかかります。どうぞお早めにご依頼くださいませ。

〈新しく用意した位牌は供養してもらい初めて意味を成します〉

新しく用意した本位牌は、お寺様に開眼供養をしていただき初めて魂が込められ意味を成します。四十九日法要の際にお寺へ持参し供養していただきましょう。

〈浄土真宗では位牌はいらない?〉

浄土真宗では本位牌はいらないとされています。そのかわりに法名軸と呼ばれる掛け軸に法名を書き飾る場合と、過去帳に法名を記録する場合があります。

※ 最近では浄土真宗の方でもお位牌を作る方もいらっしゃいます。浄土真宗では位牌を飾ったとしても拝むのは位牌ではなく、本尊の阿弥陀如来さまへと拝礼いたします。

葬儀の際にいただいたお香典を整理し、その3割~5割の金額相当の商品を送る手続きをします。

〈香典の整理、リスト作成サービスも!〉

葬儀後の様々な手続きなどでお忙しいご家族にかわり、香典を整理し一覧リストを作成致します。

〈当日香典返しを行った方も高額の香典へのお礼を致します〉 

葬儀当日にお香典返しをされた方でも、高額のお香典をご用意くださった方へは、額に応じてお礼するのが一般的と言えます。

お仏壇のない方は四十九日法要もしくは、一周忌までを目安に準備をします。

〈お仏壇はゆっくり選びたい…という方は〉

四十九日法要までにお仏壇を用意するのが一つの目安となっていますが、中には気に入ったものがなかったり、引っ越しをする関係などで後ほど購入を希望される方もいらっしゃいます。その場合には、仏壇は後にしても本位牌と宗派のご本尊を用意されることが望ましいとされます。ご本尊は、仏像タイプと掛軸タイプのものがあります。新しく用意したご本尊は本位牌と同様、四十九日法要にお寺へ持参し、魂を入れていただき初めて意味を成します。

〈仏壇とは〉 

わかりやすく言うとお仏壇とは小さな寺院であり、その中にご本尊を祀りそしてお位牌をお守りいただくといったイメージです。従って、建物=仏壇は後に用意することはあっても、中にお入れする本尊・位牌は四十九日という 節目に用意することになります。四十九日前はまだ故人が白装束をまとい仏様の世界に行くための修行中の身であり、そして、四十九日に修行が終わり仏様の位になります。四十九日からは仏様の世界に入られるため、ご本尊とお位牌が必要なのです。

お墓のない方は四十九日法要もしくは、一周忌までを目安に準備をします。

〈お墓は買い替えが困難です。ゆっくり慎重に…〉

葬儀が終わってすぐにお墓探しをしてお気に入りの霊園が見つかったとしても、四十九日までに墓石を建てるのは困難かもしれません。お墓は一度買ったら早々に買い替えるものではありません。一生の付き合い、更には次の世代へと受け継がれるものであります。ゆっくり慎重に決めていただくことをお勧めいたします。もちろん、急いでお探しになりたい場合もあると思います。どうぞお気軽にご相談ください。

  知っておきたい仏事の心得

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近親者の死後、忌み慎んでいる期間を「忌中」と呼び、普通は死後49日間の事をいいます。

〈忌中の期間と追善供養〉

忌中とは人が亡くなってからの49日の期間(亡くなった日を含めて49日間)の事をいいます。この間を「中陰(ちゅういん)」と呼び、昔はお祝い事を避け、殺生を行わない期間でありました。またこの期間に追善供養(法要)と呼ばれる僧侶による読経がありますが、近年では七日毎の僧侶による読経が遺骨のある自宅で行われているケースはあまりなく、四十九日法要までは省略されていることが多いようです。

 

追善供養(法要)と読み方
・7日目 : 初七日(しょしちにち、しょなのか)

おおよそ葬儀当日(火葬前または火葬後)に初七日法要として行われます。

・14日目 : 二七日(ふたなのか)

遺族だけで供養(読経は省略されることが多く見られます。)

・21日目 : 三七日(みなのか)

遺族だけで供養(読経は省略されることが多く見られます。)

・28日目 : 四七日(ししちにち、よなのか)

遺族だけで供養(読経は省略されることが多く見られます。)

・35日目 : 五七日(ごしちにち)三十五日(さんじゅうごにち)

遺族だけで供養(読経は省略されることが多く見られます。)
地域によってはこのタイミングで忌明けとすることもあります。

・42日目 : 六五日(ろくしちにち、むなのか)

遺族だけで供養(読経は省略されることが多く見られます。)

・49日目 : 七七日(しちしちにち、なななのか)四十九日(しじゅうくにち)/ 忌明け法要

遺族・親族、知人などを集めて僧侶による読経が行われる。墓石の準備が整っている場合には、このタイミングで納骨をするのが一般的です。

 

〈初七日法要について〉

初七日法要とは亡くなった日を含め7日目に行う最初の法要ことをいいます。しかし近年では、葬儀当日に繰り上げての初七日法要を行うことが多くなりました。初七日法要には難しいしきたりは特別ありません。

〈忌明け法要までに準備することは?〉

忌明け法要(四十九日法要)は基本的にはお亡くなりになった日(命日)を含め49日目に行いますが、49日目直前の土曜・日曜などに行われることが多いようです。僧侶に法要をお願いし日時が決まったら、親戚や故人と縁の深かった人等に案内状を送ります。葬儀から祀っていた白木位牌は忌明けの後、お寺に引き取ってもらい本位牌に替えます。ですから、塗りや唐木の本位牌をこの日までに準備しておきましょう。また、忌明け法要の日に納骨・埋葬を行うことが多いので、お墓の掃除や、お花、線香の準備もしておきます。仏壇のない家庭では、出来ればこの時期までに準備されることをお勧めします。

〈四十九日法要の手順は?〉

前もって決めた日時と場所に集合し、基本は喪服を着用します。参列者全員が席に着いたら読経を務める僧侶の仕切りにより始まります。僧侶の読経、そして参列者の焼香という流れになります。
お仏壇やお位牌を新たに購入した場合は、僧侶に開眼供養をしていただきましょう。法要終了後には、参列者全員で故人を偲びながらご会食となります。その際、僧侶には、お布施、お車代などをお渡しします。忌明け法要(四十九日法要)は菩提寺の本堂や霊園施設などで行われる事が多いようです。すがはら葬祭では弊社式場をお使いいただく法要プランもご用意いたしております。

忌明け後の仏事 一周忌や三回忌などの年忌法要

〈祥月命日とは?〉

祥月命日(しょうつきめいにち)とは、亡くなった月日のことです。例えば、ある人が3月16日に亡くなったとすれば毎年3月16日が祥月命日ということになります。月命日とは毎月16日の事をいいます。

〈年忌法要とは?〉 

亡くなった人の祥月命日に営まれる法要を年忌法要と言います。初七日から七七日までの期間と百カ日を過ぎた後は、年忌法要と呼ばれる数年に一度の法要となります。

〈2年目なのに三回忌??〉

亡くなった翌年の年忌法要を一周忌といいますが、それ以降は三回忌、七回忌といった呼び名になります。この何回忌の数え方には注意が必要です。例えば三回忌の数え方でいうと、亡くなった日を1回目の忌日と数えるため、1年目が2回目の忌日となり、2年目が3回目の忌日「三回忌」となります。従って6年目が7回目の忌日「七回忌」・・・と〇回忌という数字から「1」を引いた年に営むことになります。

 

・一周忌(いっしゅうき): 亡くなった年の翌年に営まれる、はじめての祥月命日の法要です。特に重要な年忌法要とされます。(一回忌とはいいません)
・三回忌(さんかいき): 2年目(一周忌の翌年)の祥月命日に営まれる法要

 ※ 亡くなった日を1回目の忌日(きじつ)として考えるため、丸1年目が2回目の忌日、まる2年目が3回目の忌日「三回忌」となります。

・七回忌(ななかいき):6年目の祥月命日に営まれる法要

 ※ 七回忌以降は施主や家族だけの法事と縮小傾向にあります。
 

・十三回忌(じゅうさんかいき):12年目の祥月命日に営まれる法要
・十七回忌(じゅうななかいき):16年目の祥月命日に営まれる法要
・二十三回忌(にじゅうさんかいき):22年目の祥月命日に営まれる法要
・二十七回忌(にじゅうななかいき):26年目の祥月命日に営まれる法要
・三十三回忌(さんじゅうさんかいき):32年目の祥月命日に営まれる法要

 ※ 「弔い上げ」と呼ばれ、個人的な年忌法要はここまでとすることが多いようです。
 

〈年忌法要の準備は?〉

まず最初に決めるのが、日時と場所になります。基本的に法要を行う日は故人の命日よりも遅くならないように執り行われることが一般的です。

※ 事情により過ぎてしまうこともあるようです。場所はお寺や自宅が多いようです。自宅で行う時には、お仏壇を掃除し、仏具も揃え、線香・ローソク、お花などを準備しておきます。もちろん、お墓も掃除しておきます。お寺に連絡をして日時などの相談をする際には、塔婆も用意していただくよう予め頼んでおきましょう。塔婆料とお布施も準備しておきます。(浄土真宗では塔婆は使用いたしません。)

「彼岸」とはすなわち「あちら側にある世界:極楽浄土」のこと

〈お彼岸とは?〉

我々が生きる、迷い多きこちらの世界を「此岸(しがん)」といい、悟りの世界であるあちら側の世界を「彼岸(ひがん)」といいます。
もともとはインドの言語の一つであるサンスクリット語での「パーラミター」=「到彼岸(とうひがん)」、彼岸に到る(行き着く)という意味の言葉から来たと言われています。この「パーラミター」は漢字にすると「波羅蜜多」となります。これは知る人も多いと思われる有名なお経「般若心経(はんにゃしんぎょう)」の冒頭に出てくる「摩訶般若 波羅蜜多 心経~」文字・文章です。

〈お彼岸の期間〉 

春の彼岸は「春分の日」、秋の彼岸は「秋分の日」を中日とする前後3日間を合わせた1週間がお彼岸の期間となります。ちなみに春分の日は3月20日または21日であり、秋分の日はほぼ9月23日ですが、数年に一度22日であるため、お彼岸の期間は毎年微妙に違いがあります。

〈なぜお彼岸にお墓参りを?〉

では、なぜお墓参りをするのでしょう。お彼岸の中日(ちゅうにち)である春分の日と秋分の日は昼夜の長さがおよそ同じで、太陽が真東から昇り、真西へ沈みます。昔は、極楽浄土の世界すなわちあちら側である彼岸は、遙か西の彼方にあると信じられていました。そのため、太陽が真西へ沈む風景を眺め、ご先祖を想い手を合わせたと言われております。また、あちら側(彼岸)の世界が西にあるのに対し、こちら側(此岸)の世界は東にあるとされ、太陽が真東から昇り真西に沈む時、あちら側の彼岸とこちら側の此岸が最も通じる、距離も近づくと考えられて来たため、お彼岸時期に先祖供養を行う習慣になったといいます。

 

〈豆知識〉
この西の彼方に浄土に世界があるという考え方から、西側を向いてお参りすることが浄土に向かってお参りをすることになるということで、お墓は東向きであるほうが人気があります。(お墓参りする人が浄土方角を向いてお参りが出来るためです。)

 

〈お盆とお彼岸の違い〉

ご先祖を敬う行事として「お盆」がありますが、「お盆」はご先祖様があちら側の彼岸からこちら側の此岸へ戻ってくる、そして帰って行く意味として先祖を敬いますが、お彼岸はどちらかというと、こちら側(此岸)の世界に暮らす我々が、唯一あちら側(彼岸)の世界と最も通じ合える意味で近づくことができる、そんな期間であるといえます。

〈お彼岸の供養はどんなことをする?〉

できるだけ家族そろってお墓参りしましょう。墓石をきれいに洗い、お墓の周囲も掃除して花や線香を手向けましょう。家庭では、仏壇や位牌を掃除し、新しい花、牡丹餅、お萩、お彼岸団子などをお供えします。菩提寺などでは檀家を集めてお彼岸法要としてお経が読まれる行事があったり、また行事がない場合でも、ご自宅に来ていただいてお経を読んでもらうこともあります。是非参加したり、お経を読んでもらいましょう。その際は、お寺への御礼として「お布施」を用意しお渡し致しましょう。きちんとご先祖様を敬い、また家族のことを思う期間にいたしましょう。

仏壇・仏具のお手入れ、お墓の掃除、そしてご先祖様を敬い、手を合わせましょう。

〈お彼岸の準備〉 

お彼岸を迎えるにあたりお盆のような特別な支度は必要ありませんが、仏壇や仏具のお手入れ、お墓の掃除を行いましょう。仏壇・仏具はいつもより念入りに丁寧に時間をかけてお手入れしましょう。お墓のお掃除も普段はなかなかできないことが多いと思いますが、お彼岸をお掃除の機会とするのも良いでしょう。

〈お彼岸の墓参りはいつするの? 

お彼岸の期間とは春分の日または秋分の日を中心とする前後3日間を合わせた1週間となります。お墓参りをしていただくのに決まった日程はありませんが、中日(ちゅうにち)と呼ばれる春分の日、秋分の日は混雑する可能性があるため、彼岸入りしてすぐの早めのタイミングにお参りを済ませる場合もあります。お彼岸なのでお墓参りで特別なことをする必要はありませんが、いつもより手厚くお参りすることで先祖や故人を改めて感じることができるでしょう。

〈仏壇や位牌のお掃除は柔らかい布で乾拭きに!〉

仏壇やお位牌を掃除する際はゴシゴシと豪快に掃除するのではなく、繊細な飾り物を壊さないよう、また漆塗りなど材質に合わせたお手入れが必要となります。高級な材質が使われていることも多いので、お手入れには気を付けなければなりません。水拭きは避け、専用のクロスまたは眼鏡拭きのような柔らかい布で乾拭きをお勧めします。お位牌に関しては金の装飾部分や戒名などの文字部分は決して強く擦ってはいけません。金が落ちたり、文字が消えてしまうこともあります。

〈近年ではお墓掃除代行サービスも〉

お墓が遠方にあって掃除どころかお参りにも行けない…。子供たちは遠方に住んでおり、近くにお墓があってもお年寄り一人ではなかなか掃除までの管理が難しい…というような場合には、お墓お掃除代行サービス業者がお墓をお掃除することもあるようです。またお墓参りも代行してくれることもあるようです。墓前で手を合せることが出来ず、心苦しく思っている方などは、代行業者に相談してみるのも選択肢のひとつとしていかがでしょうか?

〈お彼岸のお供え物〉

お供え物としては、お彼岸と言えば定番「ぼたもち(おはぎ)」や「落雁(らくがん)」といった砂糖を型に入れた食べ物があります。故人が生前好きだったお菓子なども合わせてお供えするのも良いでしょう。また、季節のお花も供えましょう。仏事の花というと菊を連想する方が多いと思いますが、菊以外のお花を飾るのも全く問題ありません。お花以外のお供え品として、お線香などがあります。お線香は日々の消防品です。お仏壇のある場所ではきっと喜ばれることでしょう。また、お墓や仏壇を参ることができない時には、仏壇の横に飾れるお花をお送りするのも良いでしょう。

おはぎ・ぼたもちをお供えしてご先祖様に感謝の気持ちを伝えましょう。

〈春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」〉

皆さんご存知の「おはぎ」ですが、春と秋とで呼び名が変わっていきます。と言いましても、もち米とあんこを使用した食べ物である事に違いはありません。春は「ぼたもち」と呼び漢字で書くと「牡丹餅」、秋は「おはぎ」と呼び漢字で書くと「御萩」となります。この呼び名は、それぞれの季節のお花から来ています。

 

「ぼたもち」こしあん

 

「おはぎ」つぶあん

 

〈「ぼたもち」と「おはぎ」の違い〉

では、「ぼたもち」と「おはぎ」とでは何が違うのでしょうか?一番の違いとしては「あんこ」にあります。「こしあん」なのが「春のぼたもち」、「つぶあん」なのが「秋のおはぎ」となります。また、大きさにも一説あり、春は牡丹の花の様に大きく丸く、秋は萩の花の様に小さく上品に俵型と言われています。
あんこの種類が違う理由としては、あんこに使用される小豆の収穫時期にあります。小豆は種蒔きが春4~6月、収穫が秋9~11月。秋のお彼岸時期は収穫したばかりの小豆で「おはぎ」を作ります。収穫したての小豆は皮まで柔らかく食べられるため、粒あんとして使用します。春まで保存した小豆は皮が固くなってしまうため皮を取り除き、こしあんとして使用するためです。

〈なぜ、お彼岸に「おはぎ・ぼたもち」をお供えするの?〉 

お彼岸に「おはぎ・ぼたもち」をお供えする由来は諸説ありますが、その一つに、小豆の赤い色には魔除けの効果があると古くから信じられており、邪気を払う食べ物としてご先祖様にお供えされてきました。また「もち米」と「あんこ」の2つの食べ物を「合わせる」言葉の語呂から、ご先祖様の心と自分たちの心を「合わせる」という意味もあるそうです。そして最後に、昔は現代のように甘くて美味しいスイーツは誰でも食べられる時代ではなく、特に「砂糖」が貴重であったため、その「砂糖」を使用した食べ物はとても貴重でした。
昔から日本人は、お彼岸というご先祖様へと通ずる特別な期間に、魔除けである小豆と高級品である砂糖を使用して「おはぎ・ぼたもち」を作りお供えして、感謝の気持ちと一緒にいろいろな願いや祈りをお捧げしていたのでしょう。時代は変わって行きますが、ご先祖様を大切にする思いだけは変わらないで欲しいものです。

お盆の行事が行われる意味を知ってより良いお盆を過ごしましょう。

 〈お盆の期間は?〉

明治初期ごろまで(旧暦が使われていた頃まで)は、日本全国のどこのエリアでも7月15日を中心にお盆行事として13日に迎え盆、16日に送り盆を行っていました。しかし、新暦を使うようになってからは8月15日を中心に、ひと月遅れのお盆行事を行う地域が増えてきました。これは、当時国民の8割を占めていた農家の人達にとって、最も忙しい時期と重なってしまい都合が悪かったからという説もあります。現在では、東京ではお盆行事は7月に行われ、地方では8月に行われています。

〈お盆とは?〉

お盆とは正式名称を「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言います。この言葉はインド語の中のサンスクリット語で「ウラバンナ(逆さ吊りの意)」を漢字で書いたものです。省略して「お盆」と呼ばれています。お盆の行事というのは『盂蘭盆経』に説かれている目連尊者(もくれんそんじゃ)の親を思う孝順心のお話から由来していると言われます。「逆さ吊りのような苦しみからの解放」そんな意味の行事です。

 

お盆の由来 目連(もくれん)のお話
 
お釈迦様の生きていた時代の話です。
 
お釈迦様の弟子の中でも一番の神通力と言われた「目連」がある時、亡くなった母を思い出し、その神通力を使い母の死後の世界を見たところ…
 
母は地獄の世界「餓鬼道」に堕ちて飢えと渇きに苦しんでいる様子が見えました。何とか母を救いたい目連はお釈迦様の前へと進みお尋ねしました。「お前の母は生前、物を惜しみ他人に施しをすることが出来なかった。お前が代わりに布施行をしなさい。」とお釈迦様は言われました。
 
目連の母は自分の子供である目連を思い過ぎるが故に、すべて目連のため…と他人に対して施しが出来なかったようです。目連は自分のために地獄へ堕ちた母のために、お釈迦様の教え通りに、僧侶たちの修行が終わる7月15日に多くの僧侶に苦しむ人々に食べ物や飲み物を施しました。
 
その功徳(くどく)によって母親は極楽往生することができました。
 
目連は、母親を餓鬼から救うことが出来た事を大変喜び、7月15日の食べ物や飲み物を振る舞う施しを、後々まで残したいとお釈迦様に相談しました。
 
するとお釈迦様は…
 
旧暦7月15日にいろいろな食べ物・飲み物をお供えし同じように大勢の人達に供養することで、その功徳により多くの先祖は苦しみから救われ、今を生きる人々も幸せを得ることが出来ることでしょう…とおっしゃいました。
 
これがお盆行事の始まりと言われています。

 

それ以来7月15日(旧暦)は、父母や先祖に報恩感謝をささげ、供養をつむ重要な日になったのです。現在、日本各地で行われているお盆の行事は、各地の風習などが加わったり、宗派による違いなどによって様々ですが、一般的に先祖の霊が帰ってくる期間とされています。

 
※ 浄土真宗では霊魂が帰ってくるとは考えません。
 

ご先祖様や大切な身近な人の御霊(御霊)をお迎えし供養する

〈お盆の行事 : 迎え火と送り火〉 

お盆の行事・供養として行われる「精霊棚(しょうりょうだな)=盆棚(ぼんだな)とも言います」をご先祖様の御霊を迎えるため、12日夕方~13日に朝に設置します。精霊棚には仏壇の中の位牌を出してきて安置し、食べ物などのお供え物をします。ご先祖様の御霊を乗せるための、なすで作った牛、きゅうりで作った馬もお供えします。こちらに来る際には、馬に乗って早く来られるよう、そして向こうに帰る際には牛に乗ってゆっくり帰っていただくような意味があるそうです。そして13日の夕方か夜に菩提寺とお墓にお参りした後、先祖の御霊を迎える「精霊迎え」として「迎え火」麻の茎などを燃やします。御霊が迷わず帰って来られるように…と願い火を焚きます。そして16日にお盆の間一緒に過ごしたご先祖様を送り出すのが「精霊送り」です。この時には「送り火」を焚きます。川や海に灯篭を流す地域もあります。

〈新盆(にいぼん・しんぼん)〉

お亡くなりになられた方の七七日(四十九日)の法要を行い忌明けの後、初めて迎えるお盆を「新盆(にいぼん・しんぼん)」または「初盆(はつぼん)」といいます。七七日(四十九日)よりも前にお盆を迎えた場合、その年ではなく翌年が新盆となります。お寺では新盆供養が行われたり、普段のお盆よりも丁寧にお参りしたいものです。

〈お盆の行事 : 棚行〉

お盆の期間中、お寺さんが各家々を訪問しお経を読まれます。そのお勤めを棚行(たなぎょう)と言います。お寺様が来たら、お布施・お車代を用意しておきお渡しします。7月、8月のお寺様は大変忙しくあります。ご葬儀などの依頼の際はお寺様のスケジュールを確認しましょう。

〈新盆提灯と盆提灯〉

お盆に用意する提灯の姿かたちは地域によって異なります。新盆(初盆)には新盆用の提灯として白張りの提灯、普段のお盆は絵柄のついた提灯を用いることが一般的に多いようです。提灯の灯りでご先祖様や身近な方の御霊が帰宅する際に迷いませんように…という意味だと言われております。近年、住宅事情など限られたスペースであるためか、大きな提灯を設置したりという事はあまり見られなくなりつつあります。お盆の際には決して大きなものでなくともあかりを灯し、新盆の際には玄関が無理であればお仏壇の近くに白い提灯を設置してあげたいものです。

〈浄土真宗のお盆〉

浄土真宗のお盆は13日頃からで、如来のご恩と先祖の恩に感謝を新たにする仏事です。お寺に参りお墓を掃除して家族で集まります。また、仏壇・仏具を掃除し、先祖の法名軸か過去帳を並べます。打敷を掛け、お花を飾り、15日、16日はより丁寧にお勤めを致します。ほかの宗派のように先祖の精霊を家に迎え、仏膳のご馳走や数々の供え物で供養することはしません。また、浄土真宗では盆提灯ではなく切籠灯籠(きりことうろう)を吊られる事が多いようです。他の仏教ではお寺さんがお盆のお経を読む事を棚行と言いますが、浄土真宗では「報恩感謝」と言います。 いずれにしても、ご先祖様や亡くなった身近な方を偲び感謝し、お参りする事には変わりありません。

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